お歳暮とは?お歳暮の意味や贈る時期、マナーをお伝えします
- ホテル龍名館東京
お歳暮は、お世話になった方への一年間の感謝や、来年もよろしくお願いしますという気持ちを込めて贈るものです。
お歳暮には様々な慣例やマナーがあるため、それらが守られていないと相手への失礼になってしまうことも考えられます。
そこで今回は、お歳暮についての贈る時期や価格、そしてマナーをご紹介します。お歳暮について知り、しっかりと相手に感謝の気持ちを伝えましょう。
- 目次
- – お歳暮とは
- – お歳暮を贈る相手
- – お歳暮の平均相場価格
- – お歳暮を贈る時期
- – お歳暮を贈るときのマナー
≪贈る人のマナー≫
①のし紙
② 送り状
≪贈られる人のマナー≫
③ お礼状
④ お歳暮の返礼品について - – 身近な付き合いの方へのお歳暮にぴったり 「龍名館オリジナル 日本酒ケーキ」と「1899オリジナル 酒茶ケーキ」
-
お歳暮とは
お歳暮とは、今年お世話になった方々へ“その1年の感謝の気持ち”として贈るものです。
文字通り 「歳暮」は「年の暮れ」を表す言葉で、江戸時代には年の暮れになると「歳暮回り」という日頃お世話になっている方々に感謝の気持ちを伝えるための行事が行われていました。その歳暮回りに手土産を持参することが多かったことから、その贈り物が「お歳暮」と呼ばれるようになった由来があります。
お歳暮を贈る相手
現代では、一般的に会社の上司や取引先、学生時代の恩師や、両親や義両親、親戚に贈られることが多いです。しかし、一度贈った相手には毎年贈ることが通例なので、「今後もお付き合いがあるような方」、「長く付き合っていきたい方」へ贈りましょう。会社内でお歳暮などの贈り物を禁止している場合もありますので、事前に確認するようにしましょう。
お歳暮の平均相場価格
お歳暮の平均相場価格は決まっていませんが、一般的には3,000~5,000円が目安です。親戚や知人など、身近な付き合いの方には3,000円程度が多い傾向に。一方で、お世話になっている上司や、遠方の両親などに対しては5,000円程度の商品が選ばれることが多いです。
なお、特にお世話になった方への感謝の気持ちを伝えるために、10,000円以上の商品を贈ることもあります。しかし、あまりにも高額な商品はかえって相手が気を遣わせてしまう場合もあるため、相手との関係性を考え、互いの負担にならないようなものが適切です。また、お歳暮は、基本的に一度贈ったら毎年送り続けるものです。最初に高額な商品を贈ると、翌年以降も同程度の金額の商品を選ばなければならず、負担につながる可能性があります。初めてお歳暮を贈る際は、金銭的に負担のないような商品を選ぶことがポイントです。
お歳暮を贈る時期
お歳暮を贈る時期は、贈る相手の住む地域、つまり東日本と西日本で異なります。東日本は11月下旬から12月20日前後、西日本は12月13日から20日前後になります。年末の大掃除や正月の準備で慌ただしい時期に贈るのは先方のご迷惑になってしまうことや、不在が多くなることも想定されるので、遅くとも25日までに届くよう準備することを心がけると良いでしょう。
もし、お歳暮を贈る時期が過ぎてしまった場合でも、お歳暮を贈る事で相手にも気持ちが伝わるので迷わず贈りましょう。注文、宅配の手配遅れなどにより年内に届かない場合は、関東地方では1月7日(松の内)までに、関西地方では15日までに表書きを「御年賀」として贈ります。また、その後の立春(2月4日頃)までの間であれば「寒中御見舞」として贈ります。このような場合には、先方にお歳暮として贈れなかったことをお詫びして、年明けに贈る旨を手紙か電話で一言伝えるのがマナーです。
-
お歳暮を贈るときのマナー
お歳暮には、贈る人にも贈られる人にもマナーがあります。贈る人が気をつけたいマナーとしては、お歳暮の贈り物に掛けるのし紙の選び方、送り状などがあります。一方で、贈られる人が気をつけたいマナーとしては、届いた品物に対する感謝の気持ちだけでなく、相手への心遣いに対するお礼状の書き方や、返礼品を贈るべきかなどがあります。
≪贈る人のマナー≫
① のし紙
紅白の蝶結びの水引が掛かったのし紙を使用してお歳暮の品物を包みます。ちなみに、紅白の水引は慶事に用いられ、蝶結びは何度でも結び直せることから何度繰り返してもおめでたい慶事、お礼などに用いられるので、この組み合わせはお歳暮にも使用されます。のし紙の右上には、「生ものを添えました」という意味を含む熨斗(のし)を付けます。ちなみに、この理由により、生鮮食品を贈る場合には熨斗を付ける必要はありません。② 送り状
お歳暮の送り状は自身の感謝の気持ちを相手に伝える手紙であるため、より丁寧な手書きで書く方が好ましいです。また、「はがき」と「封書」の使い分けに悩む方も多いかもしれませんが、相手に余計な気を遣わせたくない場合ははがきがおすすめです。一方で、目上の方に敬意を表したい場合には、封書の手紙が良いでしょう。送り状は、一般的な手紙の構成で書くことがマナー。どんなに親しい間柄の方でも、時候のあいさつなどは欠かさずに、また押し付けがましい表現にならないよう注意しましょう。≪贈られる人のマナー≫
① お礼状
お礼状は、お歳暮が届いたらすぐに出すのが基本です。いくら丁寧な文章を書いたとしても、あまりにも到着が遅くなると感謝の気持ちが伝わりませんので、お歳暮が届いてから遅くとも3日以内には送るようにしましょう。
「はがき」と「封書」の使い分けについては、封書が最も丁寧な形式であり、基本的なパターンでもありますが、親しい関係である方へははがきでお礼状を送っても問題ないでしょう。② お歳暮の返礼品について
お歳暮は感謝の気持ちを示すための贈りものなので、お歳暮をいただいたとしてもお返しをすることは必要ではありません。
もしお返しをしたい場合は、お歳暮の返礼品として、同額から半額程度の品物を「御礼」もしくは「寒中御見舞」の表書きで贈りましょう。
身近な付き合いの方へのお歳暮にぴったり 「龍名館オリジナル 日本酒ケーキ」と「1899オリジナル 酒茶ケーキ」
-
親戚や知人など、身近な付き合いの方へのお歳暮に「龍名館オリジナル 日本酒ケーキ」はいかがでしょうか。
日本酒は「竹葉能登純米」を使用。ケーキの焼成後にたっぷりと日本酒を含ませ、二週間以上寝かせて熟成させています。それからも時間が経てば経つほど、その味わいは深くなっていきます。保存料を使用しないシンプルなパウンドケーキに熟成した日本酒の香りとしっかりとした旨味がプラスされ、まろやかで深味のあるケーキで、上質な大人のスイーツタイムを演出します。【日本酒竹葉能登純米とは?】
石川県の蔵元「数馬酒造」が造る純米酒。全ての原料を能登産で醸す『能登の恵みの酒』を目指して、契約栽培した能登産山田錦を原料米にしています。
甘味・酸味・渋味・苦味・旨味のバランスが良く、一口でそれらの味わいが楽しめる飲み飽きのしない酒。しっかりとした旨味がありながら軽やかですっきりとした酒質は、濃厚な日本酒の苦手な方や、日本酒に飲みなれない方、海外の方にも好評です。
-
お茶とお酒で仕上げた 『酒茶ケーキ 』もございます。
ラインナップは、日本酒×抹茶の「酒茶ケーキ 抹茶」、ワインとブランデー×ほうじ茶の「酒茶ケーキ ほうじ茶」、日本酒と焼酎×紅茶の「酒茶ケーキ 紅茶」の3種類。
一口含むと、まろやかな日本茶の香りを感じられ、後からすっきりとしていながらもやさしい甘みがある日本酒のテイストが合わさります。やわらかく、しっとりとしていて、日本茶のお茶菓子としても相性が抜群です。
そんな、大人な味のお菓子。ぜひ、大切なお客様をもてなすお茶菓子としていかがでしょうか。